11/29・12/4・12/6:マイナビキャリア講座開催

昨年度に「#地球塾2050」としてスタートした特別講座が、今年度はマイナビキャリア講座として3回シリーズとして開催。初日の11/29は麹町中学校の2階会議室にて、事前学習「記者トレーニング」と題して、毎日新聞社編集編成局編集委員の大谷真由美様による【文章はデザインだ!新聞記者から学ぶ伝わる文章】が行われました。

当日は、1,2年生11名と保護者1名の計12名が参加。全体で約1時間半のプログラムをご紹介します。

1.「華麗なる技」と感じたトピックスを選んで紹介してみよう!

毎日新聞社教育事業室の宮島友香様のファシリテーションのもと、全員に先日の毎日新聞の朝刊が配布され、その中から参加者がそれぞれ「華麗なる技」と感じた記事、広告などを選んで発表をしました。スポーツ面の写真、デジタル庁の記事、フルート大会の記事、囲碁のページなどなど異なる視点で皆さんが感じた「華麗なる技」が紹介され、全体の雰囲気も和やかなムードになりました。


2.文章はデザインだ!新聞記者から学ぶ伝わる文章

続いて、新聞社の現役編集委員でいらっしゃる大谷様より文章作成についての秘伝をご披露頂きました。

Part1.【あらすじを聞いてメモを取ろう!】では、取材などで得た情報をどのようなポイントでメモを取るのかというエッセンスを大谷様が実際に記事にされた事例をもとにご紹介いただきました。「自分がわかればよい」、「話の内容ごとに段落を分けて構造化」、「疑問に思ったこと、面白いと感じたことにマーク」などの秘伝ノウハウを学びました。

Part2.【文章を書くためのネタ集め、文章の種類】では、文章を書く際のネタ集めの方法や種類によって異なる表現方法について学びました。どのような文章を書く上でも大切な「素材の集め方」や集める際に自分の考えや思いを大切にすること、どのような文章であっても、「論理的である」ことが大切であることなどを学びました。

Part3.【文章の構成、段落の並び替え】では、段落毎に作った文章をどのように構成していくのかということを学びました。この方法は長い文章だけではなく短い文章においても同様に大切であるとのことでした。

Part4.【文章の書き方と書き順】では、第2回目の12/4の講演の話をもとにどのような取材記事に仕上げていくのかという点について学びました。文章を構成して作ったあとに、最後に「見出し」を作りますが、ポイントとしては読者が読んでみたいと思うような一言。

次回、12/4の講演を聞いて、皆さんがそこからどのようなことを感じ、そしてどのような記事になるのかということが大変楽しみになってきました。参加下さった皆様の熱心な参加姿勢がとても印象的でした。

生徒さんにとってこれからの学びにおいても、受験においても、社会人になっても、「文章を書いて他人に伝える」という機会はずっと続きますし、その文章によって皆さんの可能性が拡がることにも繋がるかもしれません。
なお、今回の1回目に参加できなかった方で、2回目と3回目に参加して、実際に記事を書いてみたい方はQRコードから参加のお申込みをお願いします。

◯2日目(講演会・グループディスカッション)
日程:12月4日(月)15:30-17:30(18:00解散予定)
場所:マイナビPLACE 歌舞伎座タワー(中央区銀座4-12-15歌舞伎座タワー23階)
講師:竹村 眞一 氏(京都芸術大学 教授/文化人類学者)、粟井 俊介 氏(株式会社マイナビ 執行役員 社長室長)
講演タイトル:「日本の歴史とこれからの社会」
★保護者の方の参加も可能です!
◯3日目(特集記事づくり)
日時:12月6日(水)15:30-17:30
場所:毎日新聞社 東京本社(千代田区一ツ橋1-1-1)
講師:大谷 真由美 氏(毎日新聞社編集編成局編成委員)
内容:講演会の記事作成